Песнь 74
1Дирижёру хора. На мотив «Не погуби». Песнопение Асафа.
2Благодарим Тебя, Аллах, благодарим,
потому что близко Твоё присутствие;
возвещают люди чудеса Твои.
3Ты сказал: «В назначенный срок
Я буду судить справедливо.
4Когда колеблется земля и все живущие на ней,
Я удерживаю её основания». Пауза
5Я сказал гордецам: «Не превозноситесь» –
и нечестивым: «Не кичитесь своей мощью74:5 Букв.: «Не поднимайте рога». Рог был символом могущества, власти и силы. То же в ст. 6..
6Не кичитесь своей мощью перед небом,
не говорите надменно».
7Ни с востока, ни с запада, ни с пустыни
не стоит ожидать возвышения.
8Лишь Аллах – судья:
Он одного унижает, а другого возвышает.
9В руке Его – чаша с кипящим вином,
полным горьких приправ,
и Он льёт из неё.
Даже гущу её будут выжимать и пить
все нечестивые на земле.
10Я буду возвещать это вечно,
буду воспевать Бога Якуба,
потому что Он сказал:
11«Я уничтожу мощь всех нечестивых,
а праведным придам сил»74:11 Букв.: «срежу рога… вознесутся рога»..
74
1ああ神よ、
なぜいつまでも私たちをお見捨てになるのですか。
なぜ、あなたを信じて従う私たちに、
こんなにも激しい怒りを向けられるのですか。
2その昔、奴隷の身であった私たちを救い出し、
かけがえのない宝のように大切になさったことを、
思い出してください。
自ら地上の住まいとお定めになったエルサレムを、
思い起こしてください。
3どうか、敵の手で、見るも無残な廃墟と化した都を、
あなたの聖所を、ごらんください。
4そこで、敵は勝ちどきをあげ、
勝利の碑を建てたのです。
5-6あらゆるものが荒廃し、
木を切り倒したあとの森のようです。
彼らはハンマーや斧で、聖所の彫り物を打ち砕き、
切り刻み、
7-8こともあろうに、あなたの聖所に火を放ちました。
彼らは、
「さあ、神の名残をとどめるものを一掃しろ」
と叫びながら、国中を駆け巡り、
礼拝するための集会場を焼き払いました。
9-10私たちが神の民であることを証明するものは、
もう何もなくなりました。預言者もいないのです。
こんな状態がいつまで続くのか、だれも知りません。
ああ神よ、いつまで敵が
あなたのお名前を踏みつけるのを、
お許しになるのですか。
彼らをそのままにしておかれるのですか。
11なぜ、みわざを行うことを
差し控えておられるのですか。
こぶしを振り上げて、
彼らの息の根を止めてください。
12神は、はるか昔から私の王であられました。
私がどこにいても、いつもあなたのほうから、
救いの手を差し伸べてくださいました。
13-14あなたは紅海を二つに分け、海神の頭を打ち砕き、
荒野に住む人々のえじきとされました。
15あなたが命じると泉がわき出て、
イスラエル人はその水を飲みました。
常に水の流れるヨルダン川をせき止め、
そこを乾いた道となさいました。
16昼も夜も、すべてはあなたの支配下にあります。
あなたは星と太陽をお造りになったお方です。
17自然界を治め、夏と冬の区別を設けられました。
18主よ、敵があなたをあざけっていることに
目を留めてください。
ああ神よ。
思い上がった民が、主の名を冒瀆しているのです。
19主よ、お救いください。
あなたの山鳩を、獰猛な鷹からお守りください。
あなたが愛しておられる民を、
獣からお救いください。
20約束を思い出してください。
この地は暗闇に閉ざされ、
残忍な者たちが幅をきかせています。
21主よ、あなたの民が踏みにじられ、
いつまでもさげすまれることが
ないようにしてください。
貧しい者たちが、あなたの御名を
ほめたたえることができるようにしてください。
22ああ神よ、立ち上がって、敵に申し渡してください。
反逆者が一日中あびせかけてくる
侮辱のことばを聞いてください。
23敵ののろいのことばを、聞き逃さないでください。
彼らの声は、ますます大きくなっているのです。