詩篇 94:1-11
94
復讐の神である主よ。
あなたのご栄光を輝かせてください。
地上の人々をさばき、
おごり高ぶる者どもを罰してください。
主よ、いつまで悪者は勝ち誇り、
有頂天でいるのですか。
あの横柄なことば、尊大な態度、
自慢げな様子をごらんください。
ああ主よ。彼らは、あなたが愛しておられる人々を
あれほどまで悩ませています。
「主に知れるわけがない。
神は気にかけることもない」と、
未亡人や移民、みなしごなどを殺します。
愚か者どもよ。
耳と目をお造りになった神が、
耳が聞こえず、目が見えないということがあろうか。
世界をおさばきになる方が、
どうしておまえたちの罪を見過ごしになさるだろうか。
いっさいのことをお見通しの神に、
おまえたちの悪事がばれないはずはないのだ。
主は、人の考えや判断にはどれほど限りがあり、
無益であるかを、よくご存じです。