詩篇 88:1-9 JCB

詩篇 88:1-9

88

ああ、私を救ってくださる神よ。

私は昼も夜も、あなたの前で嘆いています。

この叫びに耳を傾け、祈りを聞き届けてください。

苦しみにがんじがらめにされた私に、

死の足音が忍び寄って来たのです。

人々は、私のいのちは尽きかけていて、

手の施しようもないと言います。

戦場で倒れ、神からのあわれみも絶たれた

兵士のように、見殺しにされるのです。

あなたは私を、深い真っ暗闇の穴に投げ込まれました。

あなたの激しい怒りは、息つく暇もなく

押し寄せる波のように、私をのみ込みます。

あなたは、友人たちが私を嫌って、

私のもとを去るようにされました。

私は捕らえられ、逃れることができません。

目は泣き疲れてかすんでいます。

ああ主よ。くる日もくる日も、助けてくださいと、

取りすがっているのです。

あわれんでくださいと、両手を差し伸べているのです。

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