詩篇 69:1-12 JCB

詩篇 69:1-12

69

ああ神よ、私をお救いください。

洪水で水が氾濫し、私は泥の中に

じわじわと沈み込んでいきます。

泣き疲れて、のどは渇き、声はかれ果てました。

神の助けを待ちわびて、

目も赤くなりはれ上がりました。

理由なく私を憎む者があとを絶ちません。

何も悪いことをしていない私を

殺そうと謀る者たちはみな、有力者ばかりです。

私は身に覚えがないのに、

彼らは報復しようといきり立っています。

ああ神よ。

あなたは、私の愚かさをよくご存じです。

私の罪も一つ残らず覚えておられます。

ああ主よ。この私の存在が、

あなたを信頼しようとする人々にとって、

つまずきとなりませんように。

混乱を引き起こす原因となりませんように。

私はあなたのためにのろわれ、

辱められているからです。

血を分けた実の兄弟でさえ、

赤の他人のようにしかふるまってくれません。

神のことを熱心に思うあまり、

心は焼け尽きそうです。

私があなたを弁護したため、

敵は、あなたに対してするように、

私に侮辱のことばを投げつけてきます。

私が主の前で嘆き悲しみ、断食すると、

彼らは私をあざ笑い、さげすみます。

私が罪を恥じて謙遜になり、

悲しんで荒布をまとうと、彼らは私を笑いものにします。

町の人は私のうわさを立て、

私の名は酔っぱらいの歌になりました。

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