箴言 知恵の泉 27:5-14
愛するあまり、
悪いことをしても何も注意しないより、
しかるときははっきりしかるほうがよいのです。
敵にうわべだけ親切にされるより、
友に傷つけられるほうがましです。
腹がいっぱいだと、
どんなごちそうもまずく感じますが、
腹がすいていると何でもおいしく食べられます。
家を離れてあちこち渡り歩く人は、
巣を離れてさまよう鳥のようです。
友に励まされるのは、
香水をつけたように気持ちのよいものです。
自分の友でも父の友人でも、
彼らを大事にしなさい。
いざというとき、
遠くの親類よりあてになります。
わが子よ。知恵のある人間になりなさい。
そうすれば、
私もどんなに鼻が高いことでしょう。
何かを始めるとき、
思慮深い人はきちんと見通しを立てますが、
考えの足りない人は
向こう見ずに手をつけて失敗します。
見ず知らずの人の借金を立て替える以上に
危ない賭けはありません。
朝まだ暗いうちに大声であいさつすると、
いやがられます。