エペソ人への手紙 5:8-33 JCB

エペソ人への手紙 5:8-33

あなたがたの心は以前は暗闇におおわれていましたが、今は主にあって光にあふれています。そのことを態度で示しなさい。 内面がこの光で輝いているのですから、良いこと、正しいこと、真実なことだけを行うべきです。 日々、主に喜ばれることは何かを、わきまえ知りなさい。 邪悪で無益な快楽に身を任せてはいけません。むしろそれを非難し、明るみに出しなさい。 神を敬わない者たちが暗闇でふけっている快楽は、口にするのも恥ずかしいことです。 しかし、あなたがたがそれを明るみに出す時、光がその罪を照らし出して正体をあばきます。その醜さに気づいて、そのうちの何人かは光の子どもとなるでしょう。 だから、聖書にこう言われているのです。

「眠っている者よ。目を覚ませ。

死者の中から起き上がれ。

そうすれば、キリストがあなたを照らされる。」イザヤ26・19

ですから、自分の行動によくよく注意しなさい。今は困難な時代です。愚か者にならないで、賢くなりなさい。あらゆる機会を十分に生かして、正しい行いをしなさい。 軽率に行動せず、主が望んでおられることを実行しなさい。 酒を飲みすぎてはいけません。そこには多くの悪が潜んでいるからです。むしろ、御霊に満たされ、支配していただきなさい。 聖なる歌をうたい、心の中で主に向かって賛美しながら、互いに主について語り合いなさい。 いつも、あらゆることを、主イエス・キリストの名によって、父なる神に感謝しなさい。

幸福な家庭をつくるには

互いに従順になって、キリストをたたえなさい。

妻は、主に従うように夫に従いなさい。 なぜなら、キリストの体である教会がキリストにゆだねられているように、妻は夫にゆだねられているからです。 そういうわけですから、妻は、教会がキリストに従うように、どんなことでも喜んで夫に従わなければなりません。 また夫は、教会のためにいのちを捨てるほどの愛を示されたキリストにならって、妻を愛しなさい。 キリストがそうなさったのは、バプテスマ(洗礼)と神のことばで教会を洗いきよめ、きよく、汚れのないものとするためでした。 こうして、一点のしみも、しわも、何の傷もない、きよく完全な栄光の教会として迎え入れようとされたのです。 これこそ、夫が妻に対してとるべき態度です。つまり、夫は妻を、自分の体の一部のように愛さなければなりません。二人は一体なのですから、夫が妻を愛する時、自分自身を愛しているのです。 自分の体を憎む者はいません。愛し、いたわります。それは、キリストが自分の体である教会をそうされたのと同じです。私たちは、その体の各部分なのです。 夫と妻が一体であることは、聖書もはっきり証言しています。「人は結婚する時、父母のもとを離れなければならない。それは、完全に結びついて、二人が一心同体となるためである。」創世2・24 これには深い理解が必要ですが、私たちがキリストの体の各部分であることを説明するには適切な例です。

そこで、もう一度言います。夫は妻を、自分の体の一部のように愛しなさい。そして妻は、夫を心から尊敬し、従いなさい。

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